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| 教師の“知恵”.netがお届けする教育MM「教師の“知恵”ぶくろ」 2006年1月25日 No167 読者数(4517人) このメールマガジンはオンラインでご覧ください |
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| INDEX |
| 01【理科】 | ◆もとづくりで問題解決的理科学習 | |||||||||
| 02【案内】 | ◆KOGANEI授業セミナー | |||||||||
| 03【案内】 | ◆中国個性化研究会冬季研修会 | |||||||||
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| 01.【理科】◆ものづくりで問題解決的理科学習 田村 伸@山口大学教育学部附属山口小学校 |
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子供たちは実験や観察に意欲的に取り組みます。でも、何のための実験なのかを子供が理解しないままさせてしまうことがあります。何とか子供にとっての「やらされ実験」から脱却したいという想いがありました。そこで、以下の点を工夫しながら、ものづくりを通してそこから生まれる課題について自分から問題を解 決していく授業を試みてみました。
では、第4学年の単元「速く走るモーターカーを作ろう」(電気のはたらき)の実践を通して、具体的に述べていきます。 1 導入の工夫 導入で子供がやってみたい、作りたいと思うような教材提示をする。
まずは、教師がモーターカーを走らせました。子供たちの前で、教師自作のモーターカーを何度も走らせました。電池を3個使ってそこだけ見えないようにして走らせました。すると、ほとんどの子供たちは「速い。僕たちも作りたい。」「作って競争させたい。」という思いを持ちました。 作成意欲を引き出したところで右の写真のような材料を配ります。電池は2本と限定します。タイヤ大4個、小4個、プーリー大小1つずつを配りました。タイヤやプーリーを大小用意したわけは、速く走らせるための工夫の幅が広がって子供の様々な考えを導き出せると考えたからです。 2 毎時間の振り返りを生かした学習課題 毎時間振り返りをさせ、子供の振り返りから次の時間の学習課題を決定する。
材料をもらった子供たちは、速いモーターカーを作ろうと一生懸命知恵を働かせます。動くようになると各自友達同士で競争を始めました。そこではじめて自分のモーターカーが速いか遅いかが明らかになります。遅かった子供は自分なりに原因を考えていきますが、すぐに教師の手助けを求める子供もいます。そんなときには「友達のとよく比べてみてごらん?」とか、「豆電球に明かりをつけるためには導線をどのようにするんだったかな?」などのヒントを与えるだけにします。 このような流れで速いモーターカーを作らせていく授業の最後に今日の学習を振り返ります。下の表の項目で振り返ります。この振り返りを2時間目・3時間目と毎時間、最後の10分程度で行 います。 ○ 分かったことは何ですか ○ 不思議に思ったこと、疑問は何ですか ○ 次の時間はどうしたいですか 3 学習課題に対する子供の意見交換の場の設定 授業の前半15分程度を使って、学習課題についての自分の考えを出し合い、お互いの考えについて話し合わせる。 2時間目以降はこのまとめたものから気づきの異なっているものや、「○君のは速いけどぼくのは遅い」などといった異なった現象のものを子供たちに提示します。写真は3時間目の子供の振り返りをまとめたものです。例えば、「電池2個使うと速いという人と、電池2個使っても遅いという人がいるけどどういうことだろう。」のように課題を投げかけるのです。授業の最初15分程度で、前時の振り返りをもとにして作った課題について話し合います。子供の気づきから作り上げた課題なので、子供たちも真剣に考えるようになります。子供たちは知っていることや、モーターカーづくりの体験から意見を言い合います。実際の話し合いでは直列つなぎと並列つなぎの電流の量になかなか目が向きませんでした。きちんと導線がつながっていないんだとか、タイヤの大きさが違うというところに目が向きます。しかし、その子供の考えを大切にし、検証させて、振り返らせることを繰り返していると、そのうちに電流の量に目が向くようになりました。検流計をつかって電気の量を調べたいと思うようになりました。
このように、毎時間の振り返りを活用し、子供の活動の中の気づきや疑問をうまく課題にしていくことで、「やらされ実験」から脱却できると考えています。 |
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| 02.【案内】◆KOGANEI授業セミナー 東京学芸大学附属小金井小学校 |
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